「ラブライブ!」4話。無観客だったμ’sのファーストライブに駆けつけた1年生、花陽。今回は引っ込み思案な彼女が友人に助けられる話だが、そもそも彼女自身もμ’sを助けた人間だと言える。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年4月28日
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人を助ける行為は見かけほど一方的なものではない。穂乃果が花陽をスクールアイドルに誘ったのは話としては唐突だが、前回のライブなどで彼女と縁があったからでけして誰彼構わぬ勧誘ではない。#lovelive
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それでもなかなか踏み切れない花陽の背中を押すのが旧友の凛と真姫だが、助けを求めているのは実は彼女達も変わらない。かわいらしい振る舞いに憧れながらも自分には向かないと諦めている凛も、音楽が好きだが医学部へ将来を決められた真姫も、自分では自分を助けられない。#lovelive
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だから2人にとっては、他人である花陽のアイドルの夢を助けることが代償行動になる。自分の夢は叶わない、けれど誰かが夢を叶えられるならそれを応援したい。自分にこそ助けが必要と感じればこそ、2人の花陽への手助けは喧嘩するほど熱心になった。#lovelive
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けれど先に述べたように、人を助ける行為は見かけほど一方的なものではない。花陽のアイドルになりたい思いを見逃さなかったことは、逆に凛と真姫のアイドルになりたい思いを見逃されないことに繋がった。花陽が正直に自分から告白したから、2人も正直に誘いに乗れた。#lovelive
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他人を助けることは自分を救うことで、自分を救うことは他人を救うこと。そういうサイクルを繋げれば、喜びや幸せはそれだけで終わらない。環になって、より広がっていくのだ。#lovelive
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というわけでラブライブ4話のレビューでした。1年生目線と穂乃果達の成長がシンクロしていて、前回のファーストライブが大きな糧になっているのが感じられます。後輩から見た穂乃果の不思議な頼れるお姉さん感。#lovelive
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違いと共通性という点では、花陽を軸に「昔からの友達」「新しい友だち」が「一緒に応援してくれる」構図もよくできていて。3人とも幼馴染の2年生組と良い差別化になっているのではと思います。#lovelive
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さて、次回は誰とも迎合せずに描写を積み上げてきたにこ回。パンドラの箱が開かれる……?#lovelive
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