「ラブライブ!」2期11話。前回、自分達の本質が外との関係にあると気付いたμ’s。その目線は今回、彼女達の内側にも向けられる。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) June 10, 2020
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他者に託されることで歩んでいくのがμ’sの本質だが、それはμ’sを構成する穂乃果達にしても同じことだ。1人で全てをこなせる人も1人で全てを背負えるセンターもおらず、誰もが誰かに背中を預けも預けられもすることで彼女達はアイドルたりえている。#lovelive
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穂乃果達の「人間関係」がそういうものであったから、μ’sというグループはファンとのそういう「人間関係」を築くことができた。言ってみればμ’sとは既に1個の生命、1人の人間に等しい。#lovelive
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もちろん穂乃果達1人1人には独立した人生がある。けれどそれは「μ’s」も同じだ。この9人が揃っているからこそ、μ’sは人格とすら呼べるものを獲得できた。9人でなければ、それはμ’s固有のものをもう持たない。#lovelive
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穂乃果達にとってμ’sは子供であり、親であり、そして学校である。いつかは離れるものであって、そしてそれは相手の独立した人格を認めること。おしまいにすることが「μ’s」に対する最大の敬意となる。#lovelive
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もう会えなくなるμ’sが、しかし確かに存在したことを、ボックスにぎゅう詰めになって穂乃果達が撮影した写真は「証明」する。そこには9人と、そして「μ’s」が映っている。
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人が生きて死ぬように、笑顔も涙も一切は過ぎていく。けれどその写真を見る度、穂乃果達は思い出すことができる。ならば彼女達にできるのはその思い出を、μ’sとの思い出を増やすことだけ。全てを刻むラストライブは、もう間もなくだ。
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というわけでラブライブ2期11話レビューでした。前回の「外側に本質」というテーマが見立てに利用できるとは思ったのですが、μ’sに人格を見るところまではなかなかたどり着けずに遅れた次第。#lovelive
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そう考えると、雪穂や亜里沙の言葉が決断を後押しするのも納得のお話で。穂乃果達が自分だけで答えを出してしまったら、それはそれでμ’sが1人で完璧な存在になってしまう(前回が嘘になってしまう)わけで。#lovelive
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学生の卒業は基本的に3学年の節目ですが、人生の卒業はその節目で起きるものとは限らないわけで。「スクール」アイドル、学園ものであることがとても納得できる回だったように思います。#lovelive
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じっくり終わりを描いていく終盤、劇場版もありますが「残り2話」はどんなお話が待っているのでしょうか。楽しみです。#lovelive
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