「ラブライブ!」10話。先輩呼びの禁止されたμ’s。年齢差だって個性であり、寝食を等しくする合宿と合わせれば一見これは個性を消す試みのように見える。だが、個性とはそんな脆いものだろうか。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月2日
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合宿の場所を用意してくれたのは真姫の裕福さによるものだし、合宿への臨み方も海未と穂乃果では違っている。同じように水着になっても、にこはビーチチェアにスタイルの違いを意識せずにはおられない。カレーだって花陽だけはご飯を別盛りにしたりする。#lovelive
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個性とは異なる場所で発揮されるとは限らず、むしろ同じ場所に立つことでも浮かび上がるものだ。真姫と絵里が同じように「面倒くさい」子だというのも、この合宿と先輩禁止の流れで見えてきたもの。#lovelive
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同じ枕を投げるのだって、投げ方受け方は1人1人違う。飛び交うのはμ’sの個性であり、そしてそういった違いは全て枕投げの遊戯の中に収納される。
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目覚めた真姫が聞くのは、希もまた穂乃果達とは別の形でμ’sに思い入れを持っていること。そういう「面倒臭さ」を持っていること。皆それぞれ違った面倒臭さがあって、しかし面倒臭さを持っているのは変わらない。それを恥じる必要なんてない。
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朝日に穂乃果達9人はめいめいバラバラの服で、いつもと違う組み合わせで微笑み合う。これもまた、μ’sが私達に見せてくれる「ステージ」なのである。
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というわけでラブライブの10話レビューでした。穂乃果達3人がμ’sのエンジンなのが描かれた前回、その次に希が自分なりの思い入れを見せるのは効果的な流れだったと思います。彼女の無敵の仮面が少し剥がれる話でもあったわけだ。#lovelive
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加入時のドラマから固定されそうな組み合わせを広げていく意思も見える回だったと思います。こういう時、人数が多い作品は強いですね。#lovelive
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