「ワンダーエッグ・プライオリティ」10話メモ

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残念ながらレビューにできるほどまとまらなかったので、メモだけ残します。すみません。
 
 

ワンダーエッグ・プライオリティ 第10話「告白」

 
アカと裏アカがねいるの秘書と共にいる場面を目撃したリカは、3人の関係性について詰め寄る。
そこで明かされた彼らのとある秘密。さらにはそこへ、桃恵から「男子に告白され、デートをした」との連絡が入る。
突如舞い込んできた恋バナに興奮気味のアイたちだが、桃恵はなぜか浮かない様子だった。
そして日常の裏では、エッグの世界での戦いが激しさを増していき……。

 (公式サイトあらすじより)

 
 

 

<10話テーマ仮説「夢から覚めても夢を見ている」>

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主にアバンを土台に、「夢から覚めても夢を見ている」がこの10話全体のテーマではないかとの仮説を立てた。
 
・アバンで桃恵は幸せな夢を見、起床後はそれが現実になることを夢見ている。*寝間着=寝る時の服装のままである
・桃恵が薫に「ギャップ萌え狙い?」と皮肉を言うのは、彼女がデートで叶わなかった夢から未だ逃れられない(夢を見ている)から。
・薫とのやりとりやハルカの復活で「夢」が終わるが、その後も悪夢を押し付けられる(ハイフンの仕打ちは剣道部顧問の仕打ちの反復=現実での夢の反復である)。
・ラストで眠れないのも、起きながら悪夢を見続けているから。
・剣道部の顧問の末期のセリフが「改めて君を指導したい」と死から離れているのも、夢を見たままと言えそう。
 
 

<問題点>

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「夢から覚めても夢を見ている」を全体のテーマとするには、他の要素との整合性が十分でない。
 
・ジャパンプラティとの関係を問い質すも桃恵のコイバナを聞いて後回しにするアイ達を、「事態が次のフェイズに移っているのにまだ夢を見ている」として良いものか?
・裏アカから指摘を受け個展に行き、涙と共に小糸の死の真相に踏み込むアイのありようをテーマ仮説と繋げられない。
 
アイの描写を繋げられない状態では、このテーマ仮説はレビューに到達できない。
 
 

<未整理の覚書>

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・剣道部顧問の「自信を持て」と沢木先生の「自信にしてほしい」は偶然のかぶりか否か
・アカの「立ち向かうには対極の存在が必要」という話は、今回桃恵が対極的な薫との出会いで救われたのと重なって見える
 
・ねいるの髪型は以前の方が好き
・立ち上がるリカにすっと横移動するねいるがかわいい
・リカとサシでラーメン食べに行くねいるがかわいい
・ウキウキでコイバナを聞きに行くアイとリカの後、ねいるも駆けていくのがかわいい
 
・ハイフンの一撃でパニックが即死かと思ったら生きていて一安心、からの惨殺に魂が飛ぶ
・残り2話でどう決着するのか
エンドカードに鶏肉の唐揚げを持ってくる悪趣味さ(褒めてる)