けもの道もまた道――「のんのんびより のんすとっぷ」5話レビュー&感想

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©2021 あっと・KADOKAWA刊/旭丘分校管理組合三期
山道、あぜ道、道にあふれる「のんのんびより のんすとっぷ」。5話でこのみはけもの道を見つけて喜ぶが、その奥にいたのはあかねで野うさぎなどではなかった。けもの道はけものだけのものとは限らない。今回は劇中の様々なけもの道を見ていきたいと思う。
 
 

それはそれ、これはこれ――「ワンダーエッグ・プライオリティ」5話レビュー&感想

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©WEP PROJECT

秘密と危険は友情のスパイス、「ワンダーエッグ・プライオリティ」。ねいるに助けられた少女・綾香は、自分のためではないという言葉を受け入れつつも嬉しかったという。「それはそれ、これはこれ」――この5話はその強さと重さを描くお話だ。
 
 

区切りあるお付き合い――「裏世界ピクニック」6話レビュー&感想

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©宮澤伊織・早川書房/ DS研

 
どこに闇が覗くか「裏世界ピクニック」。きさらぎ駅を本拠とした米軍はしかし、駅のホームには見張りを置かない。今は安全だが「電車が来た時」危険だからだとドレイクは言う。つまりそれが安全と危険の「区切り」であり、この6話は区切りを見つけ直すお話だ。
 
 

太陽が照らす星々――「IDOLY PRIDE(アイドリープライド)」5話レビュー&感想

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© 2019 Project IDOLY PRIDE/星見プロダクション
トップアイドルへ向けて模索の続く「IDOLY PRIDE(アイドリープライド)」。グループを2つに分ける決断をした牧野は、琴乃とさくらの光は別々の方が互いに輝くと言う。それは5話のテーマであり、別々の方が輝くのは2人だけではない。
 
 

もう一つの決闘――「SK∞ エスケーエイト」5話レビュー&感想

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©ボンズ・内海紘子/Project SK∞
一寸先に魔が覗く「SK∞ エスケーエイト」。5話ではランガと愛抱夢が決闘するが、前半の主体は歴がランガを止めようとする描写だ。言ってみれば愛抱夢と滑る滑らないを決闘しているようなもので、今回はこの暗闘にスポットを当ててみたい。
 
 

成長の在り処――「のんのんびより のんすとっぷ」4話レビュー&感想

 

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©2021 あっと・KADOKAWA刊/旭丘分校管理組合三期
まだ見ぬ懐かしき景色、「のんのんびより のんすとっぷ」。4話、れんげは自分で育てたトマトの美味しさに感動する。彼女が感じているのはその味だけでなく成長の喜び。今回はそれをわたし達視聴者にも味わわせてくれるお話だ。
 
 

多面性は可能性――「ワンダーエッグ・プライオリティ」4話レビュー&感想

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©WEP PROJECT
リカの石化という大ピンチで今回に続いた「ワンダーエッグ・プライオリティ」。しかし4話はそこではなく新たな少女・沢木桃恵の描写から始まる。もどかしくも思えるこの展開はしかし、今回の必然だ。物事には多面性がある。