「LISTENERS リスナーズ」6話。世界に騙された(嘘をつかれた)ノームの民の生き残り、ロズは壁を作って街を閉じる。しかしそれは彼女に嘘がないことを意味しない。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年5月9日
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街を隠す壁とは街に嘘をつかせる壁であり、そこでは様々なものが嘘になる。進行したエコヲの音酔いは薬で緩和(治癒したとの嘘)され、彼のためにミュウはプレイヤーとしての自分を嘘とする。嘘に傷ついた世界は、むしろ嘘に満ちている。#listeners_rock
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ノームの民も世界が嘘をついているのは薄々分かっていたし、またロズは自分達の理想が歪みの嘘を抱えているのも知っていた。彼女は嘘を否定しているのではない。嘘に傷ついて、嘘との付き合い方が分からなくなったから閉ざされた街に籠もっているのだ。#listeners_rock
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そんなロズの前に現れたノイズ三姉妹は、周囲のミミナシが死人の魂――死者の嘘であることを見抜く。そして能力を以って本来ロズを襲うはずのないミミナシに彼女を攻撃させる。#listeners_rock
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ミミナシやロズの思いまで嘘にされそうになることが今回の危機なのであり、だからミュウとエコヲはそれを阻止する。世界に嘘をつかれても真実だったその思いまでは、嘘にさせない。#listeners_rock
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ミュウはひたすらにまっすぐで嘘がなく、エコヲは逆に彼女を気遣って嘘を付く。2人がタッグを組めば嘘とだって真実とだって上手く付き合える。それを象徴するように、最後の一撃は嘘の天井に穴を空けた。
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だからロズはその穴をしばらくは塞がない。かつてミミナシとの共存を願って飛ばしたあの風船は歪みを持った嘘だったかもしれないけれど、そこにあった思いは今は本物の青空へと届く。心の中で飛ばした虚像だって、真実へと届くのだ。#listeners_rock
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というわけでリスナーズの6話レビューでした。ノイズ三姉妹を圧倒したこともそうですが、ミュウとエコヲの立ち位置も先達に教わる側から切り開く立場へ変わってきた感があります。成長してるということなのでしょう。#listeners_rock
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嘘がない側のミュウがエコヲへの好意を指摘されると途端に「嘘」になってしまうのも、ロズが彼女にジミを重ねてしまう「嘘」を見るのも印象的で、記憶のないミュウが獲得すべきものそれでも持っているものも感じました
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予告を見た感じ、次回はミュウとエコヲの出番はお休みなのかな。ニルの再登場もあって、また少し違った味わいのお話になりそうです。#listeners_rock
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