「歌舞伎町シャーロック」19話。爆弾の場所が分かることとそれを止められることはイコールではない。表面上の勝者が実際上も勝者であるわけではない。#歌舞伎町シャーロック
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月22日
一連の事件の黒幕であることが判明したモリアーティだが、アルバートの爆破事件はあくまでアルバート自身の欲望に起因しモリアーティはそれに乗じたに過ぎない。モリアーティの暴露劇が切り分けられた場所で行われるように、事件は2つ起きている。#歌舞伎町シャーロック
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月22日
ポケベルに届いたメッセージに基づく爆弾探しはことごとく失敗するが、ハズレを引いたのは長屋の探偵達だけではない。負けを認め靴にキスしてでも爆弾を止めようとするシャーロックなどモリアーティは望んでいなかった――目論見は「ハズレ」を引いた。#歌舞伎町シャーロック
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虚無を共有した、かつての彼に戻ってほしかった。つまらなくなった部分で脅迫してでも、一緒にいてほしかった。けれど、モリアーティの思いはことごとくシャーロックに届かない。#歌舞伎町シャーロック
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モリアーティが本当に見つけたかったのは、シャーロックに仕掛けられた爆弾だ。彼を「つまらない奴」に変えてしまうもの、精神の爆弾。それがワトソンだと確信するのと、止められることはイコールではない。「モランの希望」は爆破され、ドームの一角は炎上する。#歌舞伎町シャーロック
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選手入場口が、並べられた椅子がパイプキャットのポケベルを示唆する。予言された悲劇に、果たしてシャーロック達は抗うことができるのだろうか。
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というわけで、歌舞伎町シャーロックの19話レビューでした。こんな辛そうな黒幕も珍しい……原典からしてモリアーティとの決着は一般的な「推理」ものと違うわけで、話数が半クール残った今後の作劇は本作の個性を決定づけるものになるように思います。#歌舞伎町シャーロック
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17話でも書いたけれども、どうにか悲しい結末を迎えないでほしいなあ。特にモーンスタン姉妹の今後がとても不安で、次週も目が離せません。#歌舞伎町シャーロック
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