2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

"オッド"が揃う時――「オッドタクシー」13話レビュー&感想

遂に全てが明かされる「オッドタクシー」。ドブは10話で自分と小戸川をオッド、「二つ一組の片方」だと説明したが、もちろん二人はそんな関係ではない。最終回となる13話、小戸川が出会った真の"オッド"とは誰だろう?

2021夏アニメ レビュー予定作品

夏アニメも(だいぶ前に)出揃いました。今期は以下の作品を視聴する予定です。

クソゲーが教えてくれたこと――「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」12話レビュー&感想

クソゲーぶりをいかんなく発揮してきた「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。最終回となる12話、ヒロは二つの手段でテスラに立ち向かう。そこに本作の示す"可能性"がある。

"永遠のアイドル"とは何か――「ゾンビランドサガ リベンジ」12話レビュー&感想

復讐の時は来たれり「ゾンビランドサガ リベンジ」。12話は1話で大失敗した駅スタでのライブの"リベンジ"。その成就には何が必要だったのだろう?そして、さくら達が目指すべき"永遠のアイドル"とはいったいなんなのだろう?

韻が応報――「オッドタクシー」12話レビュー&感想

終幕近づく「オッドタクシー」12話、ドブと1億を乗せた小戸川のタクシーはUターンする。そして、来た道をさかのぼるのはこれだけではない。

相棒の条件――「戦闘員、派遣します!」12話レビュー&感想

「戦闘員、派遣します!」最終回12話、巨大ロボの前にグリムやロゼは頼れずまた頼ってはいけない。最後の鍵となるのは、仲間ではない。

進路相談120分勝負――「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」感想

「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」見てきました。TVシリーズ未視聴、キャラの名前も内容も知らないと予備知識ほぼゼロなんですが、「TV未視聴でも大丈夫」じゃなく「TV未視聴でもいいから見てくれ」みたいな声を見かけてなんだか首を突っ込みたくな…

数多の灼熱への応援歌――「灼熱カバディ」12話(最終回)レビュー&感想

越える一歩を踏み出す「灼熱カバディ」。水澄が、宵越が吠える。最終回12話は繰り返しの先に何があるのか見せてくれる話だ。

素顔の仮面――「ゾンビランドサガ リベンジ」11話レビュー&感想

危機にこそ真価の問われる「ゾンビランドサガ リベンジ」11話。さくら達は素顔を隠すため尾崎人形を利用した仮面を作る。だが、それだけが彼女達の仮面だろうか?

反転を弄ぶ者――「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」11話レビュー&感想

最終局面を迎える「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。本作ではヒロが様々な受難にこそ遭うが、敵というべき相手ではなかった。この11話はヒロが立ち向かうべき、テーマを司る敵が姿を現す回である。

泥沼と懸命さ――「オッドタクシー」11話レビュー&感想

物語の大きな秘密が明かされる「オッドタクシー」11話だが、それは事態をスッキリさせてはくれない。解決策が事態を改善してくれるとは限らない。

敵役になるために――「戦闘員、派遣します!」11話レビュー&感想

いくつもの体面を破壊してきた「戦闘員、派遣します!」。11話も当然その例から漏れないが、今回の体面の破壊者はハイネ達魔王軍の方だ。

「例外」を巡る闘い――「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」レビュー&感想

30年余りの時を経て映像化された「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」。三部作の始まりとなる今回は、主人公ハサウェイが何と戦うのかを示す物語だ。それを読み解く鍵はもちろん、彼の所属する組織「マフティー」にある。

前進するから繰り返す――「灼熱カバディ」11話レビュー&感想

過去と対峙する「灼熱カバディ」。11話では火のついた佐倉の猛攻に能京は大ピンチに陥る。佐倉の強さもそれへの対抗も、全ては一つの要素に基づく――そう、「過去」である。

覆せず、されど朽ち果てず――「ゾンビランドサガ リベンジ」10話レビュー&感想

" data-en-clipboard="true"> ©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会 " data-en-clipboard="true">いよいよ復讐の始まる「ゾンビランドサガ リベンジ」。10話では駅スタの悲劇が振り返られ、その色彩をまた少し変える。「リベンジ」とは果たして何を指すのか…

一皮下の不変――「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」

クソゲー街道まっしぐらの「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。10話ではレオナがキワクエの攻略者を探す理由が明かされるが、それは彼女の印象を一変させたりしない。一皮剥いた下の本性は、案外変わらない。 *今回のレビューは飯…

遠近は磁石の双極――「オッドタクシー」10話レビュー&感想

いくつもの糸がほぐれては絡む「オッドタクシー」。10話ではまた新たな関係性がいくつも編まれる。人と人の距離は、見た目通りとは限らない。

黒のリリスは勇者様――「戦闘員、派遣します!」10話レビュー

体面の危機に立ち向かい続ける「戦闘員、派遣します!」。10話でこの危機に遭遇するのは六号ではなく地球のアスタロト達。そして体面の守護者は悪行ポイントを加算される者――リリスである。

「映画大好きポンポさん」は取り扱い要注意作品【感想】

「映画大好きポンポさん」見てきました。楽しい作品でしたが、きっと嫌な捉え方もされるんじゃないかなと思ったので、そのあたりを軸に書いておきます。 *原作未読

潔癖な汚物――「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」9話レビュー&感想

聖人君子などいない「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。9話ではグラナダやアモスが悲惨な目に遭う。爽やかさの全くないクソみたいな話――今回、リアルで一番クソなのは誰だろう?

半回転と一回転――「灼熱カバディ」10話レビュー&感想

新たなエースの形を見せる「灼熱カバディ」。紅葉のエース・佐倉は合同練習で回転を攻撃以外にも使ってみせる。そう、回転は武器である以上に今回の話を象徴する要素だ。

生きる写真、生きる記録――「ゾンビランドサガ リベンジ」9話レビュー&感想

過去編その2となる「ゾンビランドサガ リベンジ」9話は、喜一の佐賀奪還運動が軌道に乗り始めたが故に遮られるゆうぎりや伊東との関係から始まる。「蘇る」はそれだけで終わらない。今回はその裏表と、そこから見えるゾンビィの意義について書いてみたい。

暗所の正解――「オッドタクシー」9話レビュー&感想

静けさの奥で混迷深まる「オッドタクシー」。9話で小戸川は、警官である大門弟の助けを求めず柿花の救出に向かう。本職ばかりが正解を出せるとは限らない。