た行
デカダンス #10「brake system」 ©DECA-DENCE PROJECT ガドル工場の破壊とナツメが世界の実相を知ることで虚構と現実の境が破壊された「デカダンス」。結果として10話冒頭、ナツメはショックのあまり気を失う。それは虚構と現実の区別をつけられなくなった彼…
「デカダンス」9話で破壊作戦の決行されるガドル工場周辺にはチップに反応する不可視のシールドが張られている。内外を分けるその境界線にナツメは気付かず、カブラギはおっかなびっくり越えるが、チップの無い彼らの体には内外の違いは意味がない。内と外は…
ガドル工場の破壊準備が始まる「デカダンス」8話では、ゲームに過ぎない筈のデカダンス用の素体が現実を打破する重要なアイテムとされる。ここで起きる虚実の逆転は、8話全体からも言えるものだ。(以下続く)©DECA-DENCE PROJECT#DECA_DENCE#デカダンス pic…
「デカダンス」7話はニューゲームの描写から始まるが、カブラギは経験者なのだからこれは「偽り」のニューゲームだ。しかしそもそも、偽りを現実と連動してきたのが本作ではなかったか。(以下続く)©DECA-DENCE PROJECT#DECA_DENCE#デカダンス pic.twitter.…
「デカダンス」6話でカブラギが送られるバグ矯正施設は、バグを単純労働者に変えて奉仕させる仕組みを取っている。ここで矯正されるバグは「個々人に起きている不具合」ではなく、「彼らが何かしでかす危険性」だ。(以下続く)©DECA-DENCE PROJECT#DECA_DEN…
「デカダンス」5話でガドルアルファと遭遇したタンカー部隊は、ギア達の全滅に戦慄する。ギアの死体はしょせん仮初の体に過ぎないが、敵の強さが本物だと伝えるのに死の虚実は関係ない。(以下続く)©DECA-DENCE PROJECT#DECA_DENCE#デカダンス pic.twitter.…
「デカダンス」4話、ナツメはカブラギに戻るよう言われるが、こっそり武器を見つけて指示に従わない。管理しようとしてもしきれない、掌握しようともしきれない。「バグ」とはそういうものであろう。(以下続く)©DECA-DENCE PROJECT#DECA_DENCE#デカダンス …
「デカダンス」3話。カブラギによるナツメの最初の戦闘指導は実戦訓練、「実戦を用いた訓練」……すなわち、現実と虚構の境目である。©DECA-DENCE PROJECT#DECA_DENCE#デカダンス pic.twitter.com/D4iBY1Drd0 — 闇鍋はにわ (@livewire891) July 23, 2020
「デカダンス」2話。死んだ人間への弔いや悼みはしかし、直後に裏切られる。現実と虚構の間の壁は厳然としているようでいて、実際は薄い。©DECA-DENCE PROJECT#DECA_DENCE pic.twitter.com/fAz7XAjI6C — 闇鍋はにわ (@livewire891) July 16, 2020
「デカダンス」1話。幼き日にナツメは父の調査に潜り込み、右腕を失う重傷を負ってデカダンスへ戻された。義手を身に着けることになる彼女の存在はこの時から「場違い」を運命づけられている。©DECA-DENCE PROJECT#DECA_DENCE pic.twitter.com/0vPaxhqrxR — …
どうも、闇鍋はにわです。先日はシャッコーが初めて立体化されたのが嬉しく20数年ぶりにガンプラを買ったのですが…… オプション武装としてMGコア・ブースターを買ったのが運の尽き、そのままVガンダムも買ってしまうなどガンプラ購入のタガが外れてしまいま…
基本ネタバレ無しでアニメを紹介するpianonaiqさんのレビューサイト「深夜アニメの歩き方」。旧サイトから3月に移転し新たにスタートを切っています。僕もこれまでに4本寄稿させてもらっていますが、その内の「刀使ノ巫女」レビューが新サイトの方に移植され…
「ドロヘドロ」12話。給食の材料を盗む会川から今回は始まる。給食費を払い、自分の腹中に収めるのが同じでも料理人という仲立ちを飛ばせば糾弾される。仲立ちや過程が無いことは、決定的にアウトローであることだ。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員…
「ドロヘドロ」11話。侵入者を殺す気満々だった心は、相手が恩人のカスカベ博士と知れば気のいい兄ちゃんにクルリと変わる。この時、殺意は親愛へとねじれている。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会#それがドロヘドロ pic.twitter.com/bPNu9HJ4Rq —…
©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会 特に好きな作品である「刀使ノ巫女」「みにとじ」関連の文章を旧ブログから移動させました。それぞれカテゴリのた行、ま行からの分類となっています。 方向性が定まっていなかったり拙い部分も今以上にある文章群ですが、…
「ドロヘドロ」10話。マスクを付けるのは魔法使いに戻ること。しかし付けてもニカイドウが昔に帰るわけではない。戻るもの、返るものはそのまま同じではない。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会#それがドロヘドロ pic.twitter.com/eXssyaSgRm — 闇…
「ドロヘドロ」9話。煙ファミリーの手下に変装したカイマンだが、姿の通り振る舞えば雑用を押し付けられるばかり。マスクを戻して指示に逆らうこと、タブー破りが変化のトリガーになる。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会#それがドロヘドロ pic.twi…
「ドロヘドロ」8話。重傷まで負ったニカイドウをもう巻き込めない。ミンチになった松村はもう生き返らせられない。共通するのはパートナーが関係していること。©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会#それがドロヘドロ pic.twitter.com/ISn8zhLsJV — 闇…
「ドロヘドロ」はカラッと歪んだダーク・ファンタジーだが、7話はよもやの野球回。それは作品が「魔法で姿を変えられる」ようなものだ。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月23日
「ドロヘドロ」6話。ニカイドウの不在にカイマンは夕飯時を見失い、またニカイドウは能井の視界から消えることで目的に近付く。共通するのは「所在不明」であること。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月17日
「ドロヘドロ」5話。魔法使いだらけの魔法の国は当然カイマン達には危険な場所であり、変装しなければならないし彼らを襲うのも秘密裏にやらねばならない。まっすぐは挫折し、歪まざるを得ない。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月10日
「ドロヘドロ」4話。ターキーの魔法は、鴨料理の工程をなぜか命ある人形を作る工程に変えてしまう。歪めてしまう。そして歪みは遍く4話に満ちている。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年2月3日
刀使ノ巫女ドラマCD「湖底楽園」 刀使ノ巫女ドラマCD第二弾「湖底楽園」を聞きました。今回の舞台となるのは岩手県の湯田ダムの人造湖である錦秋湖の堰堤。通常なら湖底にあるはずのそれは渇水によってたまたま姿を現した「異界」――それは見ようによっては隠…
「ドロヘドロ」3話。夜、ゾンビが生者を襲う恐怖の日リビングデッドデイ。リビングデッド「ナイト」ではない――蘇りが起きるのは夜だけとは限らない。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月27日
「ドロヘドロ」2話。トイレでダンスクラブのような照明の下、頭から血を吹き踊りながら死ぬ男達。奇妙な一致と不一致は2話全体を貫く。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@livewire891) 2020年1月20日
「ドロヘドロ」1話。自分をトカゲ頭に変えた奴を探して魔法使いを襲い、違うとなれば「もういらん」となます切りにしてしまうカイマンは正義の味方ではないし、そう振る舞う理由もない。人面獣心もとい、獣面獣心の男。#それがドロヘドロ — 闇鍋はにわ (@liv…
通販組で購入してからだいたい3週間。これまた遅くなりましたが感想をアップ。 刀使ノ巫女ドラマCD「名残花蝶」を聞きました。真希と寿々花が隠世の美奈都・篝に相当する夜見と会って未練を祓う、彼女達にとっての24話であるわけですが、タイトルにもある「…
発売から1ヶ月近く経ってしまいましたが、感想です。
©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会 「でも、そのおかげで可奈美が生まれてくれたんだよね」
参加してきましたので、少しでも覚えておけるように。