さ行
別世界へ手をのばす「白い砂のアクアトープ」。4話では、人手不足で中断されていたタッチプールが再開される。海の生き物に触れられるタッチプールは子供達に大人気――だが今回「触れられて」いるのは海の生き物ばかりではない。
辛さや苦しみを包み込む「白い砂のアクアトープ」。3話は幼いくくるががまがま水族館を訪れた時の回想から始まります。産休中の獣医・竹下先生の描写と合わせて、今回はがまがま水族館がどんな場所なのかにまた一歩迫ってみましょう。
2人の物語が幕を開ける「白い砂のアクアトープ」2話、水族館で働き始めた風花は大失敗をしでかしてしまう。しかし、それを取り戻すのは成長によってではない。
P.A.WORKS新作、水族館を舞台としたひと夏の物語を描く「白い砂のアクアトープ」。1話、主軸となるくくると風花の心情は描かれるが口にはされない。今回はその欠落に着目してみたい。
復讐の時は来たれり「ゾンビランドサガ リベンジ」。12話は1話で大失敗した駅スタでのライブの"リベンジ"。その成就には何が必要だったのだろう?そして、さくら達が目指すべき"永遠のアイドル"とはいったいなんなのだろう?
「戦闘員、派遣します!」最終回12話、巨大ロボの前にグリムやロゼは頼れずまた頼ってはいけない。最後の鍵となるのは、仲間ではない。
「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」見てきました。TVシリーズ未視聴、キャラの名前も内容も知らないと予備知識ほぼゼロなんですが、「TV未視聴でも大丈夫」じゃなく「TV未視聴でもいいから見てくれ」みたいな声を見かけてなんだか首を突っ込みたくな…
越える一歩を踏み出す「灼熱カバディ」。水澄が、宵越が吠える。最終回12話は繰り返しの先に何があるのか見せてくれる話だ。
危機にこそ真価の問われる「ゾンビランドサガ リベンジ」11話。さくら達は素顔を隠すため尾崎人形を利用した仮面を作る。だが、それだけが彼女達の仮面だろうか?
いくつもの体面を破壊してきた「戦闘員、派遣します!」。11話も当然その例から漏れないが、今回の体面の破壊者はハイネ達魔王軍の方だ。
過去と対峙する「灼熱カバディ」。11話では火のついた佐倉の猛攻に能京は大ピンチに陥る。佐倉の強さもそれへの対抗も、全ては一つの要素に基づく――そう、「過去」である。
" data-en-clipboard="true"> ©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会 " data-en-clipboard="true">いよいよ復讐の始まる「ゾンビランドサガ リベンジ」。10話では駅スタの悲劇が振り返られ、その色彩をまた少し変える。「リベンジ」とは果たして何を指すのか…
体面の危機に立ち向かい続ける「戦闘員、派遣します!」。10話でこの危機に遭遇するのは六号ではなく地球のアスタロト達。そして体面の守護者は悪行ポイントを加算される者――リリスである。
新たなエースの形を見せる「灼熱カバディ」。紅葉のエース・佐倉は合同練習で回転を攻撃以外にも使ってみせる。そう、回転は武器である以上に今回の話を象徴する要素だ。
過去編その2となる「ゾンビランドサガ リベンジ」9話は、喜一の佐賀奪還運動が軌道に乗り始めたが故に遮られるゆうぎりや伊東との関係から始まる。「蘇る」はそれだけで終わらない。今回はその裏表と、そこから見えるゾンビィの意義について書いてみたい。
極限状況が本質を顕にする「戦闘員、派遣します!」。9話で六号は早々に生命の危機、直後に帰路の危機に襲われる。戦いとは異なる危機――それはけして、単に砂漠で生き残れるかどうかだけの危機ではない。
幾つもの繋がりを見せる「灼熱カバディ」。9話では水澄にスポットを当て、彼と伊達や王城との関係が問い直される。そこで見えるのは、ある種の兄弟とも言うべき似た者同士の繋がりだ。
佐賀ではなくなっていた時期の佐賀が舞台となる「ゾンビランドサガ リベンジ」8話。今回はゾンビィは出ない。しかしそれは、蘇りと無縁の回を意味しない。
新展開のプロローグとなる「戦闘員、派遣します!」8話は、使者として派遣された六号達の巻き起こす騒動が描かれる。果たして今回、彼らは何を成したのだろう?
新たな仲間、新たなステージ。「灼熱カバディ」8話では新メンバーの加入とそれをきっかけとした宵越の葛藤が描かれる。今回宵越が得た学びとは、いったいどんなものだろうか?
死の意義を問う「ゾンビランドサガ リベンジ」。7話では普通の人間の少女・楪舞々(ゆずりはまいまい)が登場する。今回は振り付けを覚えているが体で再現できない彼女にならって、頭と体を鍵に「諦めない強さ」を読み解いてみたい。
後半戦へ突入する「戦闘員、派遣します!」。7話ではアリスがこの異星の魔法を疑う様子が描かれる。今まで一緒に戦っておいて今更――なぜ今更問い直すのだろうか?
もがき続ける「灼熱カバディ」7話。奏和との練習試合はこれからというところで終りを迎える。ある意味では消化不良とも言える結末はしかし無意味ではない。いや、消化不良だからこそ意味を持つ。
反響が思わぬ未来を呼ぶ「ゾンビランドサガ リベンジ」。山田たえを主役とした6話は、とりとめのない一日と共に前期の面々の今を教えてくれる。そこにもまた"蘇り"がある。
最初の終わりを迎える「戦闘員、派遣します!」。6話の鍵は六号がどうするかというより、どうすれば六号が動けるかにある。今回は悪の組織の戦闘員でヒーローの彼の面倒臭さについて書いてみたい。
敵味方ともに白熱する「灼熱カバディ」6話。繰り広げられる高度な攻防ではボーナスも重要な得点になる。そして、ボーナスは目に見えるとは限らない。
「ゾンビランドサガ リベンジ」5話はリリィと天才子役・大空ライトの対決回。今回はよく似ていると共に対照的な、二人の芸が混じり合う一瞬を描いたお話だ。
決戦近づく「戦闘員、派遣します!」5話。六号達がスパイと知ったスノウは国を出ていくように言うが、彼らの所属などは聞かない。部屋に立ち入らないその姿が示すように、越えぬべき一線がある。
練習試合の始まる「灼熱カバディ」。5話冒頭、王城は負けを知る宵越達と知らぬ畦道で対応を変える。知と不知は単なる知識の問題ではなく、進む道に影響を及ぼす重大な力を持っている。
選択を生み出す「ゾンビランドサガ リベンジ」。ライブ後、純子は愛を「絶対に」渡さないと宣言する。前回アイアンフリルの詩織はこの世界に「絶対は無い」と言ったのを思い出そう。4話レビューは、その対比から見えるものを書きたい。