2021-01-01から1年間の記事一覧
次へ向かって終わる「ラブライブ!スーパースター!!」。これまで本作は「結ぶ」を命題に進んできた。過去と現在、本物と偽物などなど……では、最終回となる12話が結んだものはいったいなんだろうか?
英国を舞台に幕を開ける「ルパン三世 PART6」。1話アバンは包囲され動機を不審がられるアルベールを遠くから見るルパンで幕を開ける。今回のルパン三世のターゲットは「それ」だ。
好きが回転する「白い砂のアクアトープ」。15話はウミウシの展示を巡るお話だが、同時にくくるがティンガーラでの人間関係を広げていく話でもある。今回はこの関係性に着目して読み解きを試みたい。
賑やかさを増す「吸血鬼すぐ死ぬ」。2話にして様々なキャラクターが登場するが、メインはやはりドラルクとロナルドの二人。今回の騒ぎを通して見えてくるのはそのコンビの特別さだ。
科学と不思議が交差する「月とライカと吸血姫」。2話ではイリナの訓練が始まる。選りすぐりの宇宙飛行士候補生も音を上げる厳しい訓練が彼女から浮かび上がらせるのは、いったいなんだろうか?
新世界へ踏み出す「境界戦機」。2話ではテロリストとして追われるアモウとガイの逃走劇が描かれる。けして精悍とは言い難いアモウの姿にはしかし、彼が失ってはいけないものがある。
過去と対峙する「ラブライブ!スーパースター!!」。11話ではかのんが幼い時の自分と向き合う幻想的な場面が描かれる。今回はこのシーンの意味を考えてみたい。
怪盗の新たな歴史を刻む「ルパン三世 PART6」。0話は小林清志最後の次元大介となる単独エピソード。半世紀に渡る時代の変化に"小林次元"が出した答えとはなんだろうか?
本当の幕開けを迎える「白い砂のアクアトープ」14話。前回はすっかり自信を喪失してしまっていたくくるだったが、風花もティンガーラに就職したのを契機に展望が開けてくる。ここまで変化をもたらす風花は、くくるにとってどんな存在なのだろう?
3年の時を経て劇場へ帰還した「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」。本作にはシリーズを代表するキャラ、マクシミリアン・ジーナス(マックス)がゲストではなく主要キャラとして登場する。彼の存在がもたらしたものは、いったいなんだろう?
原作・盆ノ木至の漫画をアニメ化した「吸血鬼すぐ死ぬ」。タイトル通り、吸血鬼のドラルクはこの1話でも死にまくるが――すぐ死ぬのは彼だけだろうか?
歴史と不思議が香る「月とライカと吸血姫」。1話では宇宙飛行士候補生のレフと吸血鬼のイリナの出会いが描かれる。本作が色濃く持つ史実からの影響は、けして単なるモデルの役割に留まらない。
躍動始まる「境界戦機」。1話では主人公・椎葉アモウの鬱屈と彼が力を手にするまでが描かれる。今回は「境界」を冠する本作の不思議なタイトルを意識しながら見ていきたい。
思いあらわに「ラブライブ!スーパースター!!」。10話ではラブライブ!地区予選が始まり、かのん達はラップをお題に出される。これは単に最後にラップを歌えばいいのではなく、10話全体に求められる課題だ。
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2021年7-9月期分も参加させていただきます。 →前回のアンケート回答:2021/4-6月期終了アニメアンケート -評価条件- だいたい80%以上視聴した作品について、作品の評価をS,A-Eでお答えください。(80%の目…
TV未放送エピソードだった「小林さんちのメイドラゴン」14話が2期最終話の後で放送となった。今回は14話のテーマと、それがこの順番で放送されたことについての思いを書いてみたい。
新たな日々が始まる「白い砂のアクアトープ」。13話ではくくるの就職先の水族館・ティンガーラの様子が描かれるが、これにはちょっとした偏りがある。今回はその偏りから見えてくるくくるの課題に触れてみたい。
終わりの時を迎える「ゲッターロボ アーク」。故・石川賢の未完の作品をアニメ化した本作は、やはり未完のまま13話を終える。だが、それはけして虚空の彼方へ絶望を繰り返す道のりではなかった。
いよいよ大舞台へ踏み出す「ラブライブ!スーパースター!!」。9話はラブライブへのエントリーのためかのん達がグループ名を決める様子が描かれる。なぜこの2つが「結び」つく展開になったのか? 今回はその必然性に踏み込んでみたい。
一文字號を主人公に描かれる「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」、本作を見た人の多くは「対決してないじゃん!」とツッコむことだろう。だが「真」と「新」は本当に戦っていないのだろうか?
次の春を感じさせる「かげきしょうじょ!!」。最終回となる13話でスポットが当たるのはまさかの紗和。オーディションの結果と彼女の悩みが見せる物語は、果たしてどのように物語に幕を下ろしたのだろうか?
第1章から半年少々を経て第2章が公開となった「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」。今回は王族の襲撃と強力な爆弾の行方の2つが物語の経糸となっている。このうち後者の爆弾、ケイバーライト爆弾はどんな役割を担っているのだろうか?
折返しを迎える「白い砂のアクアトープ」。12話ではがまがま水族館が閉館となるが、終わりを迎えるのはそれだけではない。いくつもの終わりが示すものは、いったい何だろう?
日々が続き終わる「小林さんちのメイドラゴンS」。最終回12話は、トールが最後にやらかす馬鹿騒ぎで幕を閉じる。コミカルで日常を大切にしたこの作品らしい終わりと言えば終わりだが――トールはなぜ、最後の最後でこんなことをしたのだろうか?
秋アニメもほぼ出揃いました。今期は以下の作品を視聴する予定です。
時の因果を破壊する「ゲッターロボ アーク」。12話の副題は「折り重なる刻」……意味深と言うより意味不明とすら思えるこのタイトルは、しかし正鵠を射ている。今回のレビューではそれを解き明かしていこう。
五つ星揃う「ラブライブ!スーパースター!!」。8話では副題にもあるように「結ぶ」という言葉が印象的に使われる。この言葉には、どんな力があるのだろうか?
過去を力に変える「かげきしょうじょ!!」。12話後半ではさらさと暁也が恋人になった経緯が描かれる。愛が感じたように、それは恋愛感情というより思惑の絡み合ったものだった。さらさはなぜ、暁也に彼氏になってほしいと告げたのだろうか?
嵐来たれり「白い砂のアクアトープ」。11話では閉館にがまがま水族館に立てこもったくくるが台風に立ち向かう様が描かれる。この台風は抗い難い現実運命と見るのが妥当に思えるが――本当にそれだけだろうか?
無二を手にする「小林さんちのメイドラゴンS」。11話、小林さんの腰痛解消に自分の肉を差し出すトールだが、当然食べてはもらえない。副題通り、それは特別料金を払うようなものではない。