2024-01-01から1年間の記事一覧

茶番の尊厳――「愚かな天使は悪魔と踊る」10話レビュー&感想

屈辱の「愚かな天使は悪魔と踊る」。10話ではリリーの兄ツヴァイが彼女を傷つける。だが、尊厳を汚されるのはリリーだけではない。

獣道は王の道――「ダンジョン飯」10話レビュー&感想

決戦迫る「ダンジョン飯」。10話ではライオス達のこれまで歩んできた「道」が見えてくる。獣道は常に脇道とは限らない。

結果は訪れ来たるもの――「メタリックルージュ」9話レビュー&感想

二人再び「メタリックルージュ」。9話ではナオミの秘密が明かされる。結果は掴むものとは限らない。

茶番の姉達――「愚かな天使は悪魔と踊る」9話レビュー&感想

導かれる「愚かな天使は悪魔と踊る」。9話ではリリーの素体・リーリヤが彼女の姉としてやってくる。姉というのはもちろんデタラメだが、全くの誤りでもない。

歌姫vs天才軍師――「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」レビュー&感想

2022年に放映されたアニメの総集編映画である「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」。現代に転生した諸葛孔明が戦うのは芸能界? 否、彼が戦う相手は傍らに立つ歌姫だ。

水と油は混ざらない――「ダンジョン飯」9話レビュー&感想

合わせ難きを頂く「ダンジョン飯」。9話では以前の仲間との再会が描かれる。けして混ざらぬマルシルとナマリのそれは、水と油の関係にも似ている。

寄る辺なき答え――「メタリックルージュ」8話レビュー&感想

選択の「メタリックルージュ」。8話では遂にコード・イヴの秘密が明かされる。だが、それがルジュの答えになるとは限らない。

茶番と嘘――「愚かな天使は悪魔と踊る」8話レビュー&感想

真実と嘘の「愚かな天使は悪魔と踊る」。8話は阿久津とリリーの噂が二人の関係を揺るがすこととなる。茶番と嘘は別物である。

【ガンプラ作ったよ】ライジングフリーダムガンダム(クリアカラー)

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」より、クリアカラーのライジングフリーダムを部分塗装で仕上げました。

切っても切れない純・不純――「ダンジョン飯」8話レビュー&感想

世界を知る「ダンジョン飯」。8話はダンジョンの幽遠さと厳しさを見せる回だ。その奥深さは、純粋さと不純さの切っても切れない関係にも似ている。

最初の歯車――「メタリックルージュ」7話レビュー&感想

ズレ続ける「メタリックルージュ」。ナオミの正体が明かされ、7話では急展開が続く。副題である「正しい歯車」の指す「正しさ」、そして「歯車」とは何なのだろう?

ご褒美は平行線の上――「愚かな天使は悪魔と踊る」7話レビュー&感想

二人きりの「愚かな天使は悪魔と踊る」。7話では阿久津とリリーが入れ違いに一人相撲を繰り広げる。けれど、特別なご褒美はその交わらなさの上にある。

【ガンプラ作ったよ】キュベレイMk-Ⅱ(エルピー・プル機&プルツー機)

「機動戦士ガンダムZZ」よりキュベレイMk-Ⅱを製作しました。

心を軽くする魔法――「ダンジョン飯」7話レビュー&感想

食べて食べられる「ダンジョン飯」。7話では魔法が大活躍する。だが、それは魔力を使った魔法ばかりとは限らない。

一つと二つの円環――「メタリックルージュ」6話レビュー&感想

擬態する「メタリックルージュ」。6話では地球に戻る船で事件が起きる。ミステリーとも言い難い今回の話は、船の行き先がそうであるように「帰還」の話だ。

天使様は茶番に夢中――「愚かな天使は悪魔と踊る」6話レビュー&感想

新展開の「愚かな天使は悪魔と踊る」。6話では思わぬシリアスな兆しが覗く。リリーにとって阿久津との時間は何なのだろう?

絵の中から飯を出せ――「ダンジョン飯」6話レビュー&感想

生存競争の「ダンジョン飯」。6話はいつも以上に意外なものが食材になる。絵の中から飯を出すにはどうすればいいのだろう?

忘れられる祝祭――「メタリックルージュ」5話レビュー&感想

つかの間の「メタリックルージュ」。5話では謎の移動カーニバルの中でルジュが夢現定かならぬ時を過ごす。その時間は祝祭のように華やかだ。

ラブコメの危機――「愚かな天使は悪魔と踊る」5話レビュー&感想

転換の「愚かな天使は悪魔と踊る」。5話では阿久津とリリーが急接近。だが、今回描かれているのはむしろラブコメの危機だ。

【ネタバレ】世界は姉妹でできている――「大室家 dear sisters」レビュー&感想

「ゆるゆり」のスピンオフを映像化した「大室家 dear sisters」。いわゆる日常系の本作に大筋はない。けれどだからこそ感じられるまとまりは、それこそが姉妹のようなものだ。

忘れ難きは地上の味――「ダンジョン飯」5話レビュー&感想

食べ続ける「ダンジョン飯」。5話では地上とダンジョンを隔てるような食事が登場する。今回ライオスが味わうのは、忘れ難き地上の味だ。

不在の幻影――「メタリックルージュ」4話レビュー&感想

幻の「メタリックルージュ」。4話では幻影のヴェルデとの暗闘が繰り広げられる。だが、「幻影のヴェルデ」などという者は本当に存在したのだろうか?

茶番は安全装置――「愚かな天使は悪魔と踊る」4話レビュー&感想

軽やかなる「愚かな天使は悪魔と踊る」。4話では笑いが阿久津とリリーの距離を縮めていく。真面目にやるのが最善とは限らない。

食卓は生態系の味――「ダンジョン飯」4話レビュー&感想

皆で囲む「ダンジョン飯」。4話ではダンジョンの新たな姿と共にライオスの進むべき道がおぼろげに示される。食卓を作ることは生態系に似ている。

【ネタバレ】愛は温故知新の種――「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」レビュー&感想

十数年の時を超えて公開となった「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」。かつて新たなガンダムを目指した作品が今語るのは、古くそして力強い物語である。

踏み越える街――「メタリックルージュ」3話レビュー&感想

境に惑う「メタリックルージュ」、3話の副題は「境界の街」。舞台となるウェルズタウンはいったいどんな街なのだろうか?

見えない悪魔――「愚かな天使は悪魔と踊る」3話レビュー&感想

敵は何処に「愚かな天使は悪魔と踊る」。3話ではリリーが友人を得る。彼女が狩るつもりだった悪魔はラストまで出て来ないが、それでも狩られた悪魔は存在する。

千年女優は私達に問う――「千年女優」レビュー&感想

約20年の時を超えて2024年にリバイバル上映された、今敏監督の「千年女優」。現実か虚構か分からぬ女優の一生は、尽きぬ希望と共に私達に問いを投げかけている。

魔物殺しの魔物――「ダンジョン飯」3話レビュー&感想

食らい尽くす「ダンジョン飯」。3話では新種の魔物が発見される。おなじみ「動く鎧」の正体――だが、それは本当に魔物なのだろうか?

自由は迷路の中――「メタリックルージュ」2話レビュー&感想

放浪の「メタリックルージュ」。2話では傭兵やウォーマシン相手の大乱闘が繰り広げられる。本筋から外れた迷路のような話にむしろ、ルジュの選べる自由が見え隠れする。